新春恒例の第58回スポーツニッポン杯・第53回群馬ダービーは年越しレースで行われる。
そんな中、注目を集めるのは、先の住之江グランプリで悲願の金冠を手にしたエース毒島誠。今回は凱旋シリーズとなるだけに、いつも以上に気合も入るところだろう。10月の雷神杯では6強入りを逸しただけに、初戦から本領発揮に期待。一昨年以来の群馬ダービー制覇へ期待も高まる。
活躍ぶりでは関浩哉も負けてはいない。9月のヤングダービーでは期待に応えて地元水面でV2を達成。グランプリでも毒島とファイナルへ進出し、見せ場を作った。地元初Vが49回大会だっただけに、大会V2を視野に入れ、記念戦線で培われたテクを存分に発揮して主役を目指す。
6月のグランドチャンピオン制覇が記憶に新しい土屋智則も負けてはいない。グランプリでは順位決定戦回りとなったが、随所に見せ場を作った。初の群馬ダービー制覇へコース不問の自在進出を繰り出すか。
江口晃生、久田敏之、藤生雄人、馬場剛、金子賢志、上村純一らも勢いに乗ると怖い存在。
新モーター導入節ということもあり、調整にも力が入りそうだ。