11月第1節は、第10回太田双葉CCカップ・DS開設11周年記念と銘打つ6日間開催。期も変わり、選手も心機一転で臨むシリーズになりそう。なお、今節より新人の高橋涼夏がデビュー戦を迎える。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは当地連続優出中の笠原亮。昨年のMB大賞以来の参戦となるが、秩父宮杯での優出歴もあり不安はなさそう。今回は当地V4を視野に入れ、コース不問の自在運びで白星量産を狙う。
近況、好リズムで乗れている印象の松田大志郎も目が離せない存在。当地はあまり走る機会の少ない水面ではああるが、今回は初Vを目標に調整にも力が入るところ。
石川真二、山本隆幸、河村了、原田篤志、今泉友吾、飯島昌弘らのA1勢も巧者が多くシリーズを盛り上げる。艇界屈指のインファイターでもある石川はピット離れから注目が集まる。内寄り水域から持ち味を存分に発揮して見せ場を作る。前回4月にVを飾っている山本は連続Vを目指す。
今節は混合戦ということもあり、女子選手にも注目。今年V3実績の藤原菜希は約2年4か月ぶりの水面。持ち前の早いスリット攻勢を繰り出し、勢いに乗ると怖い存在。