8月第3節は、第27回日本財団会長杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。桐生では数少ない短期決戦ということもあり、いつも以上に覇権争いは激戦が予想される。
今シリーズはA1級が10名と好メンバーが集結したが、注目したいのは地元の期待を背負う江口晃生。当地は目下4連続優出中(V2)と抜群の強さを誇り、調整にも力が入りそうだ。休み明け2節目となるが、不安はなさそう。進入から妥協しないレーススタイルで白星量産を図る。
近況の勢いなら島田賢人も負けてはいない。7点に迫る勝率を叩き出すなど好リズムを維持。当地はまだV実績がなく、勢いそのままに突っ走っても不思議ではない。
北野輝季、前田滉、野口勝弘らの愛知勢も勢いに乗ると怖い存在。3年前の周年以来と久々となるの北野だが、各地安定した走りで優出を重ねており、調整次第では主役も十分狙える存在。前田は走る機会こそ少ないが、躍進ぶりをアピールしたいところ。
伊藤将吉、石田章央、中村尊、妹尾忠幸、松尾拓らも地力は十分。特に伊藤はこれまで10優出V2と水面相性の良さを実証。持ち前のスタート力を駆使して見せ場を作る。