7月第2節は、オールレディース・第57回日刊スポーツ杯。優勝者には次年度のG1レディースチャンピオンの出場権が与えられる。
6月のヴィーナスシリーズ同様に地元勢に期待したい。中でも前回はトップ進出が実らなかった松本晶恵のリベンジに注目。A級復帰を果たし、初日のドリーム戦にも選出されており、前回以上に気合も入るところだろう。調整のアドバンテージを生かして、シリーズを牽引するか。前回は思いのほか調整に苦労した印象の櫻本あゆみ。消化不良気味のレースが多かったが、今回は持ち味生かした豪快なレースに期待が集まる。今井裕梨、土屋千明の92期コンビも随所に見せ場を作るか。
渡邉優美、海野ゆかり、鎌倉涼、落合直子、深川麻奈美、日高逸子らの遠征勢も強力布陣。渡邉、海野は久々の水面となるが、今年はレディースオールスターを制すなど各地で安定した立ち回りを披露。今回は当地初制覇を目標にコース不問の自在戦を繰り出すか。近況の勢いなら海野に分、勢いそのままに主役を貫いても不思議はない。水面実績なら鎌倉も負けてはいない。当地V2を視野に入れ、復調をアピールするか必見。