7月第1節は、第21回新東通信杯・BTS福島開場13周年記念と銘打つ6日間開催。水面巧者も多く、覇権争いは激戦ムードが漂う。
そんな中、期待を集めそうなのはSGグランドチャンピオンから転戦となる関浩哉。3節前には最終日のみ追加で参戦し、きっちり連勝で締めくくった。地元Vとなると3年前の群馬ダービー以来と意外にも久々となり、今回は初戦から気迫の走りで主役を目指す。江口晃生、本橋克洋、亀山雅幸、富澤祐作らも気合は十分。地元戦は3連続優出中(V2)と抜群の安定感を誇るベテラン江口。内寄り主体のレーススタイルで進入から目が離せない存在。GW開催で初V飾った富澤にも注目が集まりそうだ。
上田龍星、片橋幸貴、吉川喜継、若林将、高倉和士、らの遠征勢も調整次第ではシリーズを牽引する力量は十分。当地は今回で5度目となる上田だが、3優出V1と相性の良さは群を抜いている。連続Vを視野にコース不問の自在戦で見せ場を作る。V2実績の片橋も侮れない。