4月第3節は、第57回サンケイスポーツ杯と銘打つ5日間開催。ベテランから若手まで多彩な顔ぶれのメンバーが集結し、覇権争いは激戦が予想される。男女混合戦ということもあり、女子選手の活躍からも目が離せない。
そんな中、注目を集めるのは磯部誠、中島孝平、柳沢一のSG覇者トリオ。昨年はグランドチャンピオンで悲願のSG覇者の仲間入りを果たしたのが磯部。当地は2年半ぶりと久々の参戦となるが、前回はVを飾っており、今回は連続Vを視野に入れての参戦となる。記念戦線で培われたテクを存分に発揮し、縦横無尽に立ち回るか必見。水面実績なら中島も負けてはいない。過去には周年V実績もあり、変幻自在なハンドルで白星量産を図る。直近のG1戦では少々苦戦が目立っていた柳沢だが、一般戦となれば主役候補の一角を担う存在。コース不問の自在戦で随所に見せ場を作る。
萩原秀人、黒野元基、繁野谷圭介、小池哲也、川崎智幸、松本純平、鈴木博のA1勢も巧者が多く、調整次第ではシリーズリーダーも狙える存在。萩原も水面相性がよく、中島と北陸2強形成も十分考えられる。見応えのある5日間になりそうだ。