恒例の新年の幕開けとなる創刊75周年記念 第57回スポーツニッポン杯 第52回群馬ダービーが2日、熱戦の火蓋を切る。今年はオール群馬支部男子による覇権争いとなり、見応えのあるレースが展開されそうだ。
そんな中、注目を集めるのは、暮れのグランプリから転戦の毒島誠、関浩哉、椎名豊、土屋智則。シリーズ戦準優では前田の攻めに屈し、トップ進出が実らなかった毒島誠が気持ちを切り替えての参戦。F身は少々手痛いが、記念戦線で培われたテクを存分に発揮し、縦横無尽に立ち回るか。今年も今大会を制して勢いに乗りたいところ。
悲願のSG初制覇へ絶好機だったのが関。ここ一番で痛恨の仕掛け遅れで万事休した格好。SGVは次回以降へ持ち越しとなったが、年初めの今大会を機に更なる飛躍を誓う。3月のボートレースクラシックでSG初V飾ったのが土屋。毒島同様にF身ではあるが、コース不問の自在運びで初のオール群馬制覇を目指す。椎名も昨年はびわこ周年Vと安定性した活躍。地元V5視野に破壊力のあるスリット攻勢に期待が集まる。
江口晃生、久田敏之、金子拓矢、大澤普司、野村誠、大澤風葵らのA1勢も虎視眈々とVを狙う。