12月第1節は、第26回日本財団会長杯と銘打つ5日間開催。現行モーターもあと2節で使い収めとなり、機力差も大きいように思える。
そんな中、注目を集めそうなのは地元の期待を背負う秋山直之。現在地元戦では4連続優出中と強さを発揮、前回の雷神杯でも随所に見せ場作った。円熟味を増す世代となっても持ち前のターンスピードは健在、ゴールまで諦めない豪快な旋回で主役を目指す。
現在はA2級に甘んじているの須藤博倫も水面相性は良好。A1復帰も決めており、リズムは上々。前回は途中帰郷と消化不良だっただけに、今回は気合も十分なはず。秋山と83期旋風を巻き起こすか注目したい。
三浦敬太、深井利寿、藤田靖弘、前田滉らのA1勢も勢いに乗ると怖い存在。三浦も当地は3連続Vを飾るなど水面実績は十分。深井も久々の水面となるが、堅実な立ち回りで見せ場を作るか。走る機会の多い藤田は巧者ぶり発揮へ。