7月第3節は、第20回新東通信杯・BTS福島開場12周年記念と銘打つ5日間開催。三千番台と四千番台が約半々のメンバー構成とあって、V争いは激戦が予想される。
そんな中、注目したいのは地元御大の江口晃生。前走地多摩川でのFは手痛い誤算ではあるが、現況は7点台後半と各地安定感の走りを披露している。今年は2度目の地元戦ではあるが、前回のMB大賞でも優出(6着)しており、進入から妥協しないレーススタイルでシリーズリーダーを目指すか。
GW開催から早くも4度目の参戦となるのが中澤和志。前回こそエンジン出しに苦戦を強いられ優出こそ逸したが、他は準優勝、優勝と抜群の成績を残している。地元選手以上のアドバンテージを生かして今年V2を狙う。
飯島昌弘、山口裕二、佐藤隆太郎、権藤俊光、松井賢治、荒井輝年、川崎智幸らのA1勢も巧者が揃った印象。当地は久しく優出から遠ざかっている飯島だが、走る機会も多く、まずは6強入りが目標か。久々の水面となる山口も相性は良好。コース不問の自在戦で見せ場を作るか。
A2ながら佐藤博亮もV飾った水面で好気合だ。