6月第3節は、ヴィーナスシリーズ第6戦・第15回マクール杯。ベテランから勢いのある若手まで多彩な顔ぶれが集結し、目が離せない6日間になりそうだ。
そんな中、期待を集めそうなのは松本晶恵、櫻本あゆみの地元A1コンビ。以外にも20年多摩川女子戦以降はVがない状況の松本だが、ここは走り慣れた地元水面。久々のVへ照準を合わせて、調整にも力が入る。早くもF身となり、仕掛けが課題となりそうだが、自覚の走りで主役を目指す。
昨年6月のオールレディースではトップ進出→V戦1枠の絶好機を生かせなかった櫻本。今回は悲願の地元初Vが目標。持ち前の速攻力を存分に発揮し、松本と地元2強を形成するかにも注目。
田口節子、山川美由紀、浜田亜理沙、中川りな、松尾夏海、實森美祐、廣中智紗衣らの遠征勢も強力布陣。田口は2月のレディースオールスターでは悔しい思いをしただけに、今回はリベンジを兼ねての参戦。仕上がり次第では前回同様にピンラッシュも十分可能。
地元宮島で行われたSGオールスターでは水神祭に予選突破と大活躍だったのが實森。走る機会の少ない水面だが、躍進ぶりをアピールしたいところ。