6月第1節は、MBP津幡開設9周年記念と銘打つ6日間のロングラン開催。記念常連組こそ不在だが、ベテランから勢いのある若手まで多彩な顔ぶれのメンバーが集結し、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、V候補に推したいのは当地周年制覇の実績ある齊藤仁。前回2月の地区選では準優突破はならなかったが、安定感のある走りを披露。コース不問の自在戦でシリーズを牽引するか注目が集まりそうだ。
長岡良也、藤岡俊介、山本隆幸、北村征嗣、小坂宗司らの近畿勢の層も厚い。当地は前々節に走
ったばかりなのが長岡。凡機に手を焼きながら優出(6着)。調整のアドバンテージを最大限生かして今回はVへ照準を合わす。久々の水面となる藤岡も調整次第では自在ハンドルで白星量産も十分。昨年の周年では無念の途中帰郷となった山本も勢いに乗ると怖い存在。北村、小坂の大阪両者も随所に見せ場を作る。
一瀬明、伊藤将吉、中辻博訓も水面相性は良好。当地は走る機会が多いのが一瀬、ここ最近は準優の壁が厚い印象ではあるが、巧者ぶりを発揮すると齊藤と共に東京2強を形成する可能性も十分ありそうだ。