10月第3節は、第41回群馬テレビ杯・ヴィーナスシリーズ第14戦。ベテランから若手まで多彩なメンバー構成でV争いは激戦が予想される。
そんな中、期待を集めるのは地元筆頭格でもある松本晶恵。今年は意外にもまだVがない状況だが、年末を見据え、地元水面でペースを上げたいところだろう。直近の地元戦では優出ラッシュ、今回も優出は最低ノルマとなりそう。強豪遠征組をどう迎え撃つか注目したい。
遠征組の中でも近況絶好調なのが鎌倉涼。直前の下関ヴィーナスシリーズを制し、今年V5を達成。当地はあまり走る機会も少なく、5年ぶりと久々だが、近況の勢いそのままに突っ走る可能性も十分。V6を視野に入れ、主役を目指す。
中村桃佳、細川裕子、廣中智紗衣、西村美智子、松尾夏海らのA1勢も虎視眈々。鎌倉同様に久々の水面となる中村だが、過去には4連続優出V2実績。スピード生かした走りで今年初Vが目標。久しく優勝から遠ざかっている細川も各地安定した立ち回りを披露している。廣中はA1キープへは厳しい位置ではあるが、勝率アップへ気が抜けないシリーズになりそう。A2勢の台頭も侮れない。