レース展望

　1月第3節は、第14回マンスリーBOATRACE杯と銘打つ5日間のミドルシリーズ。A1級7名を中心に覇権争いは見応えがありそう。
　そんな中、注目の的となるのは地元のエース毒島誠。今年は群馬ダービーではなく、今大会が地元初出走となり、狙いはズバリ！「優勝」だろう。昨年は雷神杯Vを皮切りにSGチャレンジカップを制すなど充実の走り。グランプリこそ順位決定戦回りとなったが、年初めから飛ばしたいところ。変幻自在のターンで1着量産するか注目。
　吉川昭男、渡辺真至、小坂尚哉、杉山裕也、廣瀬将亨、黒野元基らも虎視眈々。昨年は平和島クラシック準V実績のある吉川。その後もコンスタントにV4とリズムは上々。内寄りのスロースタイルから自在的確なハンドルでシリーズを盛り上げる。渡辺、杉山の愛知コンビも当地巧者ぶりを発揮すると侮れない存在。小坂、廣瀬の兵庫勢もスリットから果敢な攻めに期待が集まる。
　A2級ながら下出卓矢、杉田篤光、池田雄一、吉村誠らも調整次第ではV戦線を沸かす存在。伸びを求めて一撃が魅力なのが下出。まだV実績のない水面でもあり、今回は結果を出したいところ。