8月第3節は、第15回公営レーシングプレス杯と銘打つ7日間の超ロングラン開催。シリーズ前半には下関で開催されるSGボートレースメモリアルの場外発売も実施され、ナイターレースを存分に満喫できるシリーズになりそう。
SGの裏開催ということもあり、好メンバーが集結し、覇権争いは熾烈を極めそうだが、そんな中、主役候補に推したいのは辻栄蔵。休み明けということもあり、不安材料がないわけではないが、当地は好相性水面。記念戦線で培われたテクを存分に発揮する。
坂口周、角谷健吾、重野哲之、山本隆幸、前沢丈史、芝田浩治、一瀬明、山本英志など巧者がズラリ。坂口は前回は15年ぶりと久々の参戦ながら準優勝とブランクを感じさせぬ走りを披露。今回は当地初制覇を視野に調整にも力が入る。角谷、一瀬、前沢らの東京勢は走る機会が多いだけに水面実績は十分。山本隆を筆頭とする兵庫軍団も侮れない存在になりそう。
金子賢志、上村純一、萬正嗣の地元勢も気合が入る。上村は昨年の雷神杯以来と久々の地元戦。現況は6点半ばとA1復帰ペース。金子、萬と共に強豪遠征をどう克服するか注目が集まる。