6月第1節は、第16回日本トーター杯と銘打つ4日間のショートシリーズ。得点優出制ということもあり、6強入りを懸けたバトルは激戦が予想される。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは石渡鉄兵。当地は過去13優出V6と水面相性は抜群。今年はまだVに恵まれていないが、得意水面でペースアップを図りたいところ。記念戦線で培われたテクを駆使して主役を狙う。
石渡同様に東京支部の前沢丈史、若林将も当地巧者。特に前沢は2月の当地から6連続優出を果たすなど、近況のリズムは上々。逆に若林は60日の休み明けでの参戦。レース勘を早く取り戻すかが鍵を握りそう。
山崎哲司、河村了の愛知コンビも侮れない。今年V4と乗れているのが山崎。持ち前の速攻力を駆使してV5を目指す。G2丸亀MB大賞を制した河村の勢いも要注目。
地元からは金子拓矢が強豪遠征勢を迎え撃つ。地元Vからは4年以上遠ざかっており、気合も新たに短期決戦で大暴れしてほしいところ。
紅一点の中谷朋子、落合直子の女子勢からも目が離せない。F2から解放された中谷、スタートが鍵も軽量駆けで随所に見せ場をつくるか。