1月第3節は、第14回競艇タイムス杯と銘打つ6日間のロングラン開催。SG常連組こそ不在だが地力接近するメンバーが集結し、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、地元の期待を背負う金子拓矢に注目が集まりそう。正月の群馬ダービーは不参加だっただけに、今年初の地元戦で気合も人一倍。今期は早々にF持ちとなり、仕掛けこそ無理はできない立場だが、持ち前のスピード戦を武器にシリーズの主役を目指す。
岩瀬裕亮、山崎哲司、江夏満、鳥飼眞、梶野学志、松尾昂明らのA級勢も実績は互角以上。走る機会こそ少ない岩瀬だが、2優出と相性は上々。G1戦線では結果は出ていないが、金子同様に切れ味鋭いターンで白星量産を狙う。山崎も仕掛けの早さには定評。スリット攻勢で見せ場を作る。江夏、鳥飼、松尾の福岡トリオも侮れない存在。当地は帰郷が目立つ江夏だが、優出回数は多く、調整にも力が入る。当地初優出を目指す鳥飼も冷静なさばきでV戦線を盛り上げる。
荒井輝年、長岡茂一、麻生慎介、福田宗平、牧宏次、今坂晃広らのA2組も巧者が多く、仕上がり次第では主役まで上り詰める場面も。