12月第3節は、第13回ボートピアなんぶ杯の5日間開催。恒例の大晦日決戦ということもあり、今年を締めくくる覇権争いは激戦が予想される。なお、今節から新エンジン(新プロペラ)が導入され、いつも以上に当日の気配が参考になりそう。
群馬、埼玉、東京の3支部の激突だが、層の厚さでは東京支部に分がありそう。中でもV候補に推したいのは角谷健吾。水面相性もよく、今年はコンスタントにV3と安定した活躍。いち早く調整を掴んでシリーズの主役を目指す。
三角哲男、一瀬明、作間章、高橋勲らも巧者ぶりを存分に発揮するか。当地は連続優出中の三角、7年ぶりV7を目論む。記念戦線でも本領発揮の場面も見られ、持ち前の速攻力を武器に大暴れも。
埼玉勢では石塚久也、西村勝、濱崎直矢、中里昌志らが虎視眈々。前期は事故点に苦しんだ石塚、得意水面で復活の狼煙を上げるか。走る機会の多い西村も調整に力が入る。
金児隆太、亀山雅幸の地元A級コンビも今年最終戦で気合も人一倍。地元戦での直近3節は準優の壁が厚い印象の金児。群馬ダービー出場も控えており、好リズムで締めくくりたいところ。積極果敢な走りに注目したい。