7月第2節は、スカパー!第19回JLCカップ・ルーキーシリーズ第10戦。将来の艇界を担う若手によるスピードの競演はいつもの一般戦とは一味違った6日間になりそう。記念常連クラスこそ不在だが、A1が11名参戦と主役争いも激戦ムードが漂う。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは高野哲史。5月の雷神杯では予選敗退も仕上がりはまずまずだった。その後も住之江周年、尼崎モーターボート大賞優出と好調モードに突入。雷神杯を走ったアドバンテージを生かして突っ走るか。
山崎郡、山田祐也、石丸海渡、北野輝季、永井彪也、今泉友吾らも地力的には互角。当地は過去に周年優出実績あるのが山崎。前回のルーキー戦では苦戦を強いられたが、その分も今回はリベンジを兼ね、Vが目標か。山田、石丸の四国勢も侮れない。勢いに乗ると1着を並べるタイプ。エンジン出しにも注目したい。
地元からは金子賢志、金児隆太、富澤祐作が参戦。特に金児は連続の地元水面ということもあり、気合も人一倍。前節のうっ憤を晴らすべく、初Vを視野に大暴れの予感。富澤も前回は優出と好走。力をつける同期コンビの走りに注目が集まる。