12月第3節は、第12回ボートピアなんぶ杯と銘打つ5日間のミドル開催。今節、新モーター導入シリーズということもあり、いつも以上に直前の気配が参考になりそうだ。
比較的、関東勢が多いが、注目は地元の関浩哉。9月のG1ヤングダービーでデビュー初Vを飾るなど、全国へ躍進ぶりをアピール。前回は休み明けということもあって、消化不良気味だったが、今回はいち早く仕上げてシリーズの主役を目指す。次節の群馬ダービーにも弾みをつけたいところ。
金田諭、黒井達矢、石塚久也、濱崎直矢らの埼玉支部勢や永田秀二、田中豪、梶野学志、杉山貴博、福島勇樹、三浦敬太らの東京支部勢など遠征組の層も厚い。金田、黒井は当地連覇を狙っての参戦。金田は唐津G1戦でも善戦しており、勢いに乗ると怖いタイプ。直近2節は予選敗退している永田だが、過去に6連続優出するなど、水面相性は抜群。近況は今ひとつピリッとしない印象だが、得意の当地でリズム修正を図る。力量増す若手三浦の活躍にも注目。
少数精鋭ながら女子も侮れない。大瀧明日香、池田浩美はレディースチャンピオン以来の登場。スピード生かした走りで随所に見せ場を作るか。