9月第2節は、第13回公営レーシングプレス杯と銘打つ5日間のミドルシリーズ。男女混合戦とあって、女子選手の活躍にも期待が集まる。
そんな中、V候補となりそうなのは山田康二。当地は久々の参戦となるが、斡旋回数が元々少なく、今回で4度目の水面となる。それでも連続優出中と不安材料は見当たらない。最近では記念戦線でも結果を出しており、今年V2視野に持ち味を存分に発揮するか。
仲口博崇、松田祐季、伊藤将吉、石塚久也、谷津幸宏、真庭明志、枝尾賢らのA1勢も虎視眈々。当地は記念での参戦が多い印象だが、相性自体は上々。今年は突っ走れていないだけにリズム修正へ全力。松田はまだ当地でのV実績がなく、初Vを狙っての参戦。巧みな旋回力を駆使して主役候補へ名乗り出るか。石塚、谷津の埼玉コンビも走る機会が多いだけに侮れない存在になりそう。
地元からは土屋智則、柴田光、長谷川充らが強豪遠征勢を迎撃態勢。土屋は多摩川周年では出し切れなかった面もあるが、地元水面で気合も人一倍。お盆のリベンジを兼ね、初戦から気迫の走りで期待に応えるか。柴田も走り慣れた水面でペースを掴みたいところか。