12月第1節は、ルーキーシリーズ第21戦・第18回マンスリーBR杯。登録6年未満の若手によるスピード決戦とあって、また一般戦とは違った攻防に注目が集まる。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは少数精鋭のA1勢。特に9月のヤングダービーを走った末永和也、中村日向、砂長知輝はリベンジを兼ねたシリーズになりそう。昨年は九州地区選で一気にブレイクした末永、前回は凡機に手を焼きながらも予選突破と意地を見せた印象。走る機会の少ない水面ではあるが、優出歴もあり、今回は初Vを視野に入れての参戦。コース不問の自在運びで主役を目指す。中村も昨年は四国チャンプに輝いた。前回は消化不良気味だっただけに、今回は大暴れに期待。調整に全集中し、スピード戦で見せ場を作る。砂長も調整次第では勢いある旋回で白星量産も十分可能。
大澤風葵、坂本雄紀、生方靖亜の地元勢も好気合。直近は走る機会が多いのが坂本、アドバンテージを生かして遠征勢をどう克服するか注目。大澤もヤングダービーの分まで縦横無尽に立ち回って欲しいところ。
残り少ない現行モーターもパイプ装着で相場の上下もあるか要注目。