7月第2節は、にっぽん未来プロジェクト競走in桐生と銘打つ6日間開催。メンバー的にも拮抗ムードとあって、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは、昨年V6を飾った渡邉雄朗。今年は意外にもまだVがない状況ではあるが、相性のいい水面でペースアップを図る。前回の周年では途中帰郷となったが、昨年1月には当地初Vを飾っており、調整にも力が入るところ。持ち前のスリット攻勢から白星量産を狙う。
高野哲史、近江翔吾、佐藤博亮、岩永雅人、君島秀三、中田元泰、田中辰彦、鈴木博、山田晃大らのA1勢も虎視眈々。まだV経験のない水面でもある高野だが、冷静なハンドル捌きには定評。調整次第も堅実な立ち回りで主役を目論む。当地は走る機会こそ少ない近江だが、2月の同タイトル戦で優出実績。コース不問の自在運びで随所に見せ場を作るか。近況の勢いなら岩永が一番か。今年はV3実績とリズムも上々、勢いそのままに当地初Vも十分可能か。
大澤普司、藤生雄人、長谷川充、菊池峰晴らの地元勢も気合は十分。地元水面のアドバンテージを生かして遠征勢を迎え撃つ。