3月第2節は、第31回桐生タイムス杯と銘打つ5日間開催。若手からベテランまで多彩なメンバー構成とあって、覇権争いは激戦が予想される。
そんな中、注目したいのは地元御大・江口晃生。今節はF休み明け2節目ではあるが、前走地平和島でも優出と不安はなさそう。前回の群馬ダービーでは予選で1勝のみと少々消化不良気味ではあったが、妥協しないペラ調整やコース取りでレースを盛り上げる。内寄り主体の戦法で今回は白星量産を目論む。
高野哲史、小野達哉、和田拓也、坂口周、山田雄太、吉田凌太朗らのA1勢も力量は十分。2月に常滑でVを飾り、リズムは上々。今節は当地初Vを視野に入れ、コース不問の自在戦を繰り出すか。小野も水面相性は良好。高野同様にV実績こそない当地ではあるが、調整力を駆使してV争いに加わる。走る機会こそ少ない和田もほぼ予選突破しており、まずは6強入りへ全力を注ぐ。前回はエンジン出しに苦戦を強いられた坂口だが、勢いに乗ると怖い存在。当地はV実績あり、V2を目指して冷静なハンドルで見せ場を作る。
松尾昂明、松下一也、松尾充らのA2勢も一発力を秘め、軽視は禁物だ。