9月第2節は、第11回ヤングダービー。前身の新鋭王座決定戦では最後の舞台となった当地に11年ぶりに帰ってきた若手レーサーによるスピードの競演。覇権争いは激戦が予想される。
全国各地から強豪が集結するが、注目したいのは地元の期待を背負う関浩哉、大澤風葵。第5回大会覇者でもある関は今年のBBCトーナメントでGI3勝目を飾り、今大会へ懸ける意気込みも人一倍だろう。走り慣れた地元水面でもあり、初戦から気迫の走りで主役を目指す。現在はA2級に甘んじている大澤も今期は7点オーバーの勝率と復調は確か。お盆開催でのFは誤算であったが、関と共に地元の牙城を守るべく、闘志全開で臨む。
SG覇者でも羽野直也、定松勇樹の存在感も際立
っている。両者とも走る機会こそ少ない水面ではあるが、記念戦線で培われたテクを存分に発揮するか注目。
宮之原輝紀、小池修平、佐々木完太のドリーム戦選出組も虎視眈々。当地V2実績を誇るのが宮之原。前回2月も準Vと相性のよさを実証、ドリーム戦は1号艇に組まれており、逃げて流れを掴みたいところ。
V7の豊田健士郎も侮れない存在になりそうだ。