8月第1節は、第58回東京中日スポーツ杯と銘打つ5日間開催。記念常連組こそ不在ではあるが、A1級8名を中心にV争いは激戦が予想される。
そんな中、注目したいのは層が厚そうな埼玉軍団。走る機会も多いとあって、当地は25優出V4と抜群の相性を誇っているのが筆頭格でもある須藤博倫。今節は休み明けということもあり、得意水面でペースアップを目論む。有賀達也、赤羽克也、小山勉、谷津幸宏らも水面実績は十分。当地は3連続優出なのが有賀、近況のリズムもよく、コース不問の自在運びで白星量産を狙う。
川北浩貴、岡祐臣、松尾充、谷川祐一らのA1勢も侮れない存在。前回仕上がりよくシリーズを牽引した川北、須藤同様に水面相性は上々なだけに、巧みなハンドル捌きで主役を目指す。岡、松尾の三重コンビも比較的、走る機会は多く、巧者ぶりを発揮すると突っ走っても不思議はない。
前沢丈史、渡辺真至、鶴本崇文、高橋竜矢、中村有裕らのA2勢も虎視眈々。的確な運びで着をまとめている印象の渡辺もA1復帰へ向け、調整に力が入るところ。前期はF多発で苦しんだ高橋も勝率アップ視野に闘志全開か。