12月第3節は、恒例の新モーター導入シリーズとなる第18回ボートピアなんぶ杯の5日間開催。今年最後となる大晦日決戦を制するのは誰になるのか興味津々だ。
主に関東近県の選手が多く、水面慣れしている面々ばかり。そんな中、Vロードを牽引しそうなのは濱崎直矢だ。先月末期またぎの群馬クレインサンダーズカップで見事優勝を飾り、今月初めには寿司の美喜仁杯で今年5回目のVを当地連覇で決めたばかり。来年平和島で開催されるSGクラシック出場に近づくために、今節も機力出しと卓越したレース運びに注目したい。
前沢丈史、佐藤大介、佐藤隆太郎、亀山雅幸、島田賢人、高橋勲、浅見昌克らベテランから中堅世代も虎視眈々。前沢は持ち前の切れのあるターン力を存分に発揮して白星を量産まであるか。佐藤、高橋、浅見の歴戦組も怖い存在。調整次第では混戦に拍車がかかりそうだ。
地元の期待を背負う亀山、菊池峰晴、小倉康則、伊久間陽優も1年の総決算とばかりに地元戦で気を吐いて不思議ない。初戦から気迫のこもった走りを見せたい。