2月第2節は、第35回日本MB選手会会長杯 3支部ガチ対決in桐生と銘打つ4日間の短期決戦。群馬、東京、三重の3支部による覇権争いとなり、6強入りを懸けた争いから目が離せない。
そんな中、地元勢の中心格となるのが椎名豊。前回の群馬ダービーでは優出5着ではあるが、予選中の勝ちっぷりは際立っていた印象。先の関東地区選での活躍も見事だが、今回はシリーズリーダーを見据え、初戦から気迫の走りに注目が集まる。上村純一、鳥居塚孝博、本橋克洋、津久井拓也、金児隆太らも地元の牙城を守るべく、調整にも力が入りそうだ。
三重支部の筆頭格はSGV6実績を誇る井口佳典。最近は記念での参戦はあるが、一般戦となると06年9月以来と久々。持ち前のスタート力を存分に発揮し、縦横無尽に白星量産と当地初Vを目指す。岡祐臣、松尾拓、荒川健太、星野太郎らも仕上がり次第では侮れない存在になりそうだ。
先月にV飾ったばかりの渡邉雄朗を筆頭とした東京支部勢も走る機会が多い水面でもあり、巧者が揃った印象。地区選から転戦となる宮之原輝紀、大池佑来、佐藤大佑らのA1勢もコース不問の自在戦で見せ場を作る。