10月第1節は、第4回日本一しょうゆ杯と銘打つ5日間開催。今シリーズは先の周年を走ったばかりの選手が多く、主役争いは激戦が予想される。
そんな中、期待を集めそうなのは江口晃生、秋山直之の地元コンビ。前回の雷神杯では少々エンジン出しに苦戦を強いられた様子の江口。妥協しない調整、コース取りとレースに対する熱量は人一倍に思える。周年のリベンジへ初戦から貫禄の立ち回りか。周年では予選突破を果たした秋山だが、優出へは今一歩及ばず。地元Vとなると20年6月以来遠ざかっているが、久々のVへ持ち前の強ターン連発で見せ場を作る。
一瀬明、安達裕樹、鶴本崇文、向後龍一、佐藤大介らのA1勢も巧者が多く、V戦線を盛り上げる。一瀬、向後も周年を走ったばかりでもあり、アドバンテージを生かしたいところ。元々走る機会の多い水面でもある一瀬、コース不問の的確運びでポイントを積み重ねるか。安達も当地はV5実績あり、相性は良好。地元2強相手に随所に見せ場を作るか注目。
前回8月にデビュー初V飾った中亮太も参戦。ヤングダービーからの転戦となるが、思い出の地で連続Vを目指す。