新年度第1節は、第12回ドラキリュウカップ・3世代対抗戦と銘打つ6日間開催。タイトル通りベテラン勢から若手まで多彩なメンバーが集結し、覇権争いは見応え十分。
そんな中、V戦線を牽引しそうなのは地元筆頭格の江口晃生。次節にはマスターズチャンピオンを控えており、最高のリズムで宮島へ乗り込みたいところ。前回2月は準パーフェクトVを飾るなど地元戦への意気込みは人一倍。いつも通りに進入から妥協せず、内寄り主体のレースでシリーズを盛り上げる。
渡邉和将、川崎智幸、三嶌誠司、梶野学志、山本修一、近江翔吾、平田健之佑、上村純一らのA1勢も「打倒江口」へ闘志を燃やす。前回1月は快速仕立てで見せ場を作ったのが渡邉。常滑でのFは手痛いが、調整力を存分に発揮してリベンジへ全力。久々の桐生水面となる川崎も安定感は抜群。冷静なハンドル捌きで当地V3を目指す。比較的走る機会も多い梶野も勢いに乗ると侮れない。持ち前のスピード戦を武器に攻めの姿勢か。
長岡茂一、星野太郎、山崎義明、吉田隆義、待鳥雄紀らのA2級勢も巧者が揃っており、仕上がり次第では主役も十分狙えそうだ。